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三宅 blog

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2005年 08月 30日

選挙

ナンニシロ、人々が選挙に関心を持つのはいいことだ。
小泉首相の功罪も色々あるが、これは功のほうと言っていいだろう。

無党派層どころか、無投票層だけで、自民党倒せる数なんだから。

レゲエ聴く人、ファンク聴く人、ソウル聴く人、ラップ聴く人。
そういう人には臆面もなく「ラブとピース」が感覚として分かってるやつが多いから、日本の政治の血にこういう人々の血が交わったほうが絶対いい。

関心もって、新聞とかニュースみて、「郵政民営化」が何かを知ることは、
学歴に関係なく誰にでもできる勉強だ。
そのうえ、そういう事を通して無意識に感じていた「世の中の不条理」とかが見えてきたりしたら、益々その人には知的な益となる。

目覚めろ、無知な人の知性。
それが日本を救う。

自分が早稲田大学を卒業して、リクルートっていう世間じゃ「エリート」と呼ばれている会社で務めて、それを辞めて今表現者として生きて来た経験から言わせてもらう。

学歴は関係ないが、知識は自由への鍵だ。
(ユーリノルシュタインが全く同じことをNHKで言ってた。
ユーリノルシュタインはチェコだったかロシアだったかのアニメーターである。)

そして、学歴や受験の競争社会に飲まれていない人のほうが、心を脳みそに侵食されていないぶん、ナチュラルに正しさを兼ね備えていたりする。
そういう人にこそ、自分を語る言葉を持って欲しい。
エリート大学出のやつにしか入れない官庁街を、変えて欲しい。 


選挙が矛盾と嘘に満ちているから「嫌い」だ。
もしくは上記の理由で政治は嫌だ。
と言っている人へ。

政治とは、争いを暴力や戦争以外の方法で解決するための手段である。
だから、人間社会やその存在そのものがこれだけ矛盾に満ちているのだから、
それは当たり前のことである。
だから、それは政治を嫌いになる理由にはならない。

農民と商人では利権も利害も一致しないのは当たり前で、
それを暴力じゃない、かつなるべく公正な争いで調整つけようとするのが、
政治なのならば、全く違う言い分たちを公正に判断して、
自分の意見を間違いを恐れずに述べるのが「投票権」を持っている者の義務だ。

で、放棄することは一見気は楽かもしれないが、
全部を他人に決められて、あとで文句を教室の後ろのほうでブツブツ言い合ってるのはどう考えても得策ではない。

「政治なんて」って思ってしまうほうが正しい感性だ。
あの内臓悪そうなおっさんややたら目がギンギンのおばはんどものものだけにさせたらいけない。
だからこそ、「政治なんてくそッ食らえ」っていう人達の感性が今必要とされているのだ。

ところで、「政治が良く分らない」人が多いのは何故だろう?
それはその人が最低限の知識を持ち合わせていない場合も多いが、
一方で「わざと分らないようにしている」というのも多分にある。

党首会談。
ヒドイねー。
プレゼン能力0。
笑いとして見ても0。
天然ボケだけ。
政治家って、天然じゃないとなれないよなー、とか思いつつ。

言いたいのは
「言いたい事を万人に分かりやすく伝える準備をしてこい」
という事。
大学生一人が一晩でできることすらやっていないというのは、
「わざと分らないようにしている」としか考えようがない。

人情政治とそれで動く爺婆の政治には飽きた。
そういう時代、そういう日本に嫌悪感が募り募る。
本当に、あるべき社会の姿を模索する、万人の価値観と生きざまを認めた上で成り立つ社会を目指すことを諦めない、そういう政治であるべきだ。
真の人情ってな、そういうこった。


で、投票日はいつなんだっけ?
誰か教えてくれさい。あしからず。
最近「今日の曜日もワカラネ−−−−−」くらい忙しくてなもし。
頑張れギターウルフ(『冷蔵庫ゼロ』:参照)。

# by dogggystyle | 2005-08-30 02:19
2005年 08月 29日

お休み

8月を走りきりました。
もう本当にヘトヘトです。

昨日今日と、2日連続休むのはいつ以来のことでしょうか。

度を越した忙しさは、心に邪悪を宿します。

優しさやゆとりを省みる気持ちをなくします。

いや、あったら乗り切れないからです。

だから休憩は大切です。

くうねるあそぶ。
バブルんときに流行ったこのクソ言葉が、
今みたいな時代だからこそ重みを持ちます。


夕方は近所の整体に行ってくる。
中国4千年の技術に、身体を診てもらいます。
体液の流れと気の流れをほぐしてもらおう。


元来忙しいのが嫌いな僕ですが、
何故か忙しくなってきた最近、
風雅が生まれてから5ヶ月。
「父親業」って言う意味が分りました。

折角だから、稼いでやろうと思います。


そのためにも今日は休む。

心身の疲れを溜めて、
満員電車の中で不機嫌をまき散らかす人には
なりたくないものです。
東京で生きるのは、大変です。
精神スタミナが足りないと、全員敵に見えてしまいます。

# by dogggystyle | 2005-08-29 14:47
2005年 08月 28日

カルカヤマコト

昨晩大阪の新しいライブハウスSHANGRILLAで、マコトちゃんとライブをした。

聴いたこともない声をしていた。

22歳で2児のハハ。

ジャマイカンの旦那さんも来てて、チビ達はたいそう可愛かった。


22歳の頃の俺と同じ目をしていた。
ものすげーとんがっていた。
それはそれは誠実に。

故に、現実と抗い、説明しきれないもどかしさに苛立っているようだった。
「もう少し大人になったら、分るよ。俺もちょうど5年くらい前は君みたいだった」
と言ったら、
「それは大人になったのではなくバビロンに負けてしまったのだ」
と言われて、
「俺も同じように言い返したものだ」
と思った。

そんなこんなをリハの合間にブンブン(1★狂)と三人でケンケンガクガク。

強烈な「強さ」を持っている女性だ。
所謂日本社会では持て余されるタイプ。

俺もそうだった。
から良く分る。

「そうだった」と過去形なのは何故だろう。
7歳で帰国してからずっと分らなかった日本社会のマナーってやつが、
近頃分かってきたのかもしれない。
「空気読めよ」系。

彼女はそれを拒絶する。
素晴らしい。

ヨミ合い勘ぐり合いよりも、素直な伝え合いのほうが自然だと思う。

でもねまこっちゃん。
ルーリードやパティスミスだって、白人だけど最高のルーツミュージックだぜ。
レゲエだけじゃないんだよ。
今度俺のお薦めも聴いてくれよ。


で、カルカヤマコトは、面白い唄い手だ。
脱力の極みから強烈なパワーを出す。
空間を支配する独特のトーンを持っている。

敢えて例えるなら、ランキン・アンのような感じ。

もう少し経験を積んだら、今より遥か多くの人に届く唄を唄い出すだろう。

声からエネルギーが出てる。
音楽は活力だ。


で、ブンブンも交えた彼女との議論は空中分解して終わってしまったので、
今度一緒に唄うことにした。

それが一番手っ取り早い。

エニウエ、カルカヤマコトはオリジナルな声の持ち主だ。

それでそのピーンと張ったしかしなんか柔らかい声で「煙草なんかやめなさい、このインデイアン。」
って言われて、「うーむ。やめたいね。」
としか言えなくなってしまった俺であった。

8月26日ライブ@京都モジョ
8月27日ライブ@大阪シャングリラ
謝謝。

# by dogggystyle | 2005-08-28 08:12
2005年 08月 25日

全ての強烈な思いは
言葉に還元されたら詩になる。

本当の事ってのは、たいがい目を背けたくなるくらい強烈だが、
それを恥じたらあとに残るのは空虚で薄っぺらい上澄みだけになる。

自分が目を背けてる自分に向き合うこと。
心の検閲をなくすこと。

だが。表現するならば、目の前の奴の目を見て、
伝わってるかどうかを気にすること。

それがコミュニケーションだ。
それが詩だ。

それで、何が言いたいかというと、
本当の聴き手になり、本当の表現者になれ、ということ。

それが健全なシーン、健全な社会。
逸脱と闊達による破壊的なまでの創造と自由。

それで、何が言いたいかというと、
全ての目が違うものを捉えているのならば、
その全てが開陳されて然るべしということ。

永遠と永遠の間のほんのひとときという束の間のライフタイムを
伝え合ってエンジョイできれば、それでいい。

言葉はコミュニケーション。
言葉はメディテーション。

外から内へ。内から外へ。
陰と陽。月と太陽。

この汚れ無き精神を嘲り笑う非現実的なる現実主義者には
いかなる音楽も届かないだろう。

思いのタケを吐こう。
誰の視線も恐れず生きよう。

全てが正しく、全てが全能
全てが悪しく、全てが無能。

秩序は停滞と後退を招き
カオスは自由と新鮮を迎えいれる。

あらゆる人生は偉大なるドラマであり、
あらゆる人生は壮大なるドラマであるべきであり、
俺が「芸術」と嘯く言葉という武器が真に闘うべき敵は、
その事実を否定する全ての現実だ。

思想・妄想、膨らまそう。
最後に打ち出そう。
あとは静かに、レスポンスを受け入れよう。

蝙蝠が波動の世界を飛翔するように、
そうやって自分の現実を築いていこう。
気付いていこう。

全ての人生は、膨大なる詩である。
君の吐いた言葉の全てが、君である。

沈黙を破ろう。
電波を出そう。
跳ね返りを噛み砕いたらまた飛ぼう。

自由という心の鍵を象徴する思想。
連想が紡ぐ理想。
渺茫たる荒野に彷徨う現状。

美的で知的かつ不敵に笑うインスピレーション、
掴み取ったら躊躇なく表現しよう。

笑わない大人たちなど、
かるく飛び越そう。

DIG THE LIFE AS YOU LIKE。
好きなように人生を掘り返そう。

# by dogggystyle | 2005-08-25 04:06
2005年 08月 20日

ライジング行って来ます

本日の飛行機でライジングサンフェスティバルに向かいます。

明日の深夜2時から、ライジングの最後を飾りに行って来ます。

此処最近、ばりくそいそがしゅうて、ブログをば更新できておらず、
ごめんなさいませ。

一番一番、頑張るだけです。

石狩の原野にこんにちわ。

北海道の皆さん、お久しぶり。

苫小牧が優勝して、それから俺らがライブだったら盛り上がるな。
でも京都外大西のロナウドみたいな顔した天才1年生投手も凄いよね。

取急ぎ。
おやすみなさい。

# by dogggystyle | 2005-08-20 06:33