1 2005年 01月 20日
朝日新聞の記事を紹介しときます。 犬式のライブにも来てもくれていたラモと、お父さんが18日に トルコへ強制送還されてしまって、BBS上でも皆さんが意見して くれている問題です。 確かにスマトラの津波や、新潟の地震よりはニュースとしての 関心は低いとは思いますが、会って話をしたり踊ったり飲んだり した友達の事なんで、僕にとっては非常にショッキングです。 日本の入管の在り方や、難民認定の在り方は、かなり世間の盲点で おかしな事が余裕でまかり通っています。この目で確かめて来た事も あるので、分かります。 メスを入れる余地ありだと思います。 せめて、お見知りおきを。 以下、記事です。 法務省、クルド人親子を強制送還 UNHCRなど抗議 ------------------------------------------------------------------------ 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)から難民(マンデート難民)と認められる一方、日本政府には認定されずに支援を求めていたトルコ国籍のクルド人、アハメッド・カザンキランさん(49)と長男ラマザンさん(20)が18日、法務省入国管理局によって母国に強制送還された。日本にいたマンデート難民が本人の意思に反して強制送還されたのは初めて。UNHCRなどが抗議している。 支援者によると、カザンキランさんは90年に来日し、いったん帰国して96年に再び日本に来た。「母国でクルド人自治を求める運動をしたため、戻ったら殺される」と主張。UNHCRは難民と認めたが、クルド人が日本で難民と認定された例はなく、法務省は3回の申請をすべて退けた。在留資格も得られず、退去強制令書が出ていた。 17日にカザンキランさんらが仮放免の期間延長申請のため、東京入国管理局に出頭したところを収容され、18日午後の便で本国に送還された。 マンデート難民はUNHCRが、難民条約上の難民にあたると判断した人。UNHCR駐日地域事務所のナタリー・カーセンティ首席法務官は「送還は難民条約に反する。遺憾だ」と話した。 法務省入国管理局は「UNHCRとは難民の解釈や認定の目的も違う。手続き過程で虚偽の申請もあり、送還が相当と判断した」としている。 (01/18 22:42) ■
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by dogggystyle
| 2005-01-20 22:07
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