2005年 06月 28日
吉祥寺のバナナレコードへ久し振りにレコードをみにいって、 ザ・ラストポエッツ(THE LASTPOETS)のオリジナルメンバー時代のライブ盤を買った。"RIGHT ON ! "という映画(恐らく彼等のドキュメント?)の中でのセッションと思われる。 - ALL POEMS RECORDED AT THE CUBICLO THEATRE, NEW YORK CITY, - とある。 観客の歓声や拍手も入っているからライブであると思われる。 ラストポエッツによる声と カルロス・クエバス(CARLOS CUEBAS)によるコンガのみのセッション。 そしてもの凄いグルーブ。 もの凄い音楽。 安易に楽器を手に入れられる日本の子供たちに是非こういうライブを 見たり聴いたりして欲しい。 本物の音楽は、本当にグルーブする心があれば楽器がなくてもできるし、 本当にグルーブできるファンキーさとフリーキーさを持ち合わせていない精神状態では、どんな楽器も鳴らないという事だ。上手い下手だけじゃない、自分だけのグルーブをちゃんと感じられているかどうかだ。 ギルスコットへロンと並んでよく「ラップの元祖」という風に言われる事の多い、 ブラックのポエトリーリード集団。 60年代後半から70年代という時代背景から生み出される ブラックのシビアな現実からうまれる言葉のファンタジー。 それは実社会に対する真っ向からの投げかけであったから、 実にファンタスティックな革命であったといえる。 リアルに飛び出すファンタジー。 ポエトリーは気負いなく、だれにでも書けるし読めるもの。 ブログやミクシーとて、中には詩的な域に達するものもある。 素直な言葉の羅列を、自分の持ってるリズムで抑揚つけて、 ユーモアとシビアを天秤にかけて、 理性と情感のはざまで揺れて、 ピキーンと突き抜けたその向こうから来る、 宇宙の言葉。 悟リズム(sato-rythm)。 誰でも持ってるサトリズム。 よし、日本でもポエトリーリーディングを盛り上げよう。 最近NHKでやってるあれは違う。 僕が言ってるのとは、違う。 あと、「LIFE IS BEATFULL」のジャケを手掛けたBiganegon(ビガネゴン)のKANEGON(カネゴン)が8月13日marginal主催の「MARGINAL DUB」にて作品を展示するらしく。フライヤ−も彼が。センス1発 低予算。町田ゲットーの常識。スパイクジョーンズみたいな男です。 ちなみに夏徹頭徹尾(7月18日)、ワンマンも終わったという事で遂に、フライヤ−が解禁になりました。渋谷、吉祥寺を中心に都内各所でゲットしてください。 こちらはBiganegonの Big ! が担当。つんばらしい出来で、まさに徹頭徹尾のファンタスティックなカオスと圧倒的グルーブを表現してくれています。 この二人のBiganegon、7月18日にはフロアにてVJもやってくれます。
by dogggystyle
| 2005-06-28 02:30
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