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2005年 02月 27日

インターネットを払い損ねていたら停まってしまいました。支払いは済んだのですがかれこれ一週間、いまだ復旧致しておりません。ブログの更新がままならないのですがいましばらくお待ちください。


犬式 三宅洋平
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by dogggystyle | 2005-02-27 12:45
2005年 02月 16日

タイム

時代と時間の事を、英語では time が一語で担う。

時間と時代はミクロとマクロの同義であるからか。

時代と時間の流れは、歩調を合わせる。
時間の流れが早い時代と、のろい時代。

ソファーにどっかりと座って、煙草くゆらしながら
音楽を聴くような時間はのろい。
なにもしない。
ただ音楽の世界に身をゆだねる。

こうやって一度でも浸ったアルバムは、
満員電車の中ヘッドフォンで聴く時にも
音の近さが違う。
例えば NAS のILLMATICが俺にとってはそんな一枚だが、
ブロンクスのプロジェクトの中庭で白い息吐きながら
こっちを見つめてる20歳のナズがほとんど見えてくる。
現実逃避には格好だ。
おまけにそこにはもっとリアルな現実がある。

東京の、相も変わらずはちきれそうに満員の夜の下り電車。
なんでそこに居るのかもよく分からずに、明日も明後日も同じ道を
上ったり下りたりし続けてるうちに、何かに抗う力も見失って
優しさを振り絞る最後の気力すら奪われて、防衛本能から自分を
守り抜くことに必死になって自分が見えなくなっている働き者たち。

根は善的。ただ、テンパッてる。

家で音楽に心を傾ける余裕はない。
代わりにテレビを見る時間があるからだ。
インスタント。
ついでにテレビでかかってたブランニューソングにひっかかる。
明日はちょっとタワーレコード。

癒される音楽ばかりが良く売れる。
時代が負けに入ってる証拠だ。
がら空きのメインスタンド。

掘らないと出てこない喜びを探す体力はもう無い。
みんな刈り尽くされたこの地上で
イーズィ−を求めて、彷徨ってる。
そこに待ち受けるのは愚にもつかぬレプリカント。

−刈り尽くされたこの地上で 飛べない僕らは何処へ

新しい時代は手繰り寄せるものだっていうことに、気付いてない。
答は安易には手に入らないという、安易な答から目を逸らしている。
そして人生はたった一回のエクストラタイムだって事は
とっくに忘れた。

だが言い訳をこねるのはうまい。
騙してるのはほかならぬ、自分。

「人生ってやつは何処まで掘れるのかね?
 少なくとも地球の中心まで行ったら上にも下にも行けなくなるね。
 はははは。」
薄っぺらい笑いが鳴り響く。

−FEEL DA LIFE FEEL DA LIFE YO
DIG THE BEAT DIG THE BEAT YEAH

時代が掘ることよりもすくう事ばかりを要求してくる。
満足感をえる事なく、誰も幸せになる事なく、
時間だけが飛ぶように過ぎて行く。

業界人がいう。「音楽が売れない時代になった」。
本質的には、CD-Rが原因なのではなくタイム感が原因なのだ。
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by dogggystyle | 2005-02-16 04:45
2005年 02月 15日

メロディーメイカー

本日はスタジオの後に新大久保の中古ギター屋へ。

かねてより目をつけていたギブソン 61年メロディメイカーを
買おうかどうか決めに行った。

他のギブソンビンテ−ジギターの中では
ギブソンらしからぬ華奢なフォルムと
パワー不足から不人気モデルで
値段も61年製の美品にも関わらず
10万円。
20万30万が当たり前のギブソンギターにおいては
かなり安値である。

だが、俺が目をつけたやつは
シングルコイル一発のタイプで
とにかく鳴りが良くて、レゲエカッティングなんて
パキッとしたやばい音が出るのだ。
乾いた音が。

若干パワー不足のギターを
ガンガンと叩くように弾くのが俺は好きだから
うってつけの逸品だった。

2週間前に一度見に行って試奏してから、
寝ても冷めてもあのメロディメイカーが忘れられなかった。

今日は自分の現有メインギター、フェンダージャパンのジャズマスターを
携えて、再度試奏に行った。
半ば、決めるつもりで。
俺の預金口座をからっぽにして金握りしめて。

確かに音が良かった。
カラっとしてて、パキッとしてて。

ただ、いかんせんともパワーが無さ過ぎた。
同じアンプで自分のギターと弾き比べて、
それが如実に実感できた。
「多分これでは、いずれこのパワー不足にストレスを感じる」

フォルムも、色も、音も、弾き心地も最高。
でも、妥協はできない。

明らかに今のギターのほうが俺にフィットしている。
何本もギターを持ってコレクションするタイプではないから、
「これ」という一本のメインギターを納得いくまで付き合いたい。
今のやつより使わなくなる可能性があるなら、
それはもっと大事にしてくれる人に買ってもらうほうがいい。

だから、そいつには泣く泣く別れを告げた。
「バイバイ、メロディメイカー。縁が無かったな。」

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やっぱりジャズマスターがいい。
でもビンテ−ジのいいジャズマスターは30万は余裕でする。

今年上半期、頑張ってお金を稼ぐぞー。
ただでさえ3月に赤ちゃんが生まれてくるから、頑張るぞー。

随分とガタが来てて、満身創痍で修理ばっか出してるけど
今のジャズマスター(中古屋で1万5千円也のを友達に貰った)
がやっぱり素晴らしい音を出しているのも再確認できた。
いましばらく、よろしく。ってな感じで。
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by dogggystyle | 2005-02-15 01:11
2005年 02月 14日

ナカータ

昨夜フィレンツェで行われたフィオレンティーナ対パルマの試合。

降格ゾーンをうろつくパルマと
今一歩で降格ゾーンへ差し掛かるフィオレンティーナとの試合は
乗り切らない2チームの見栄えのしないごりごりな試合で

時折光るジラルディーノとミッコリの圧倒的な個人技と、
素晴らしい3ゴールのおかげで退屈はしなかったが、
2-1でフィオレンティーナが勝ったというだけに過ぎず、
チームとしてのフィオレンティーナが何かしらのきっかけを
掴んだとは到底言いがたい。

c0009950_3135666.jpg

とにかくディフェンス陣が能力的に見劣りし過ぎで、
人員を変える以外に手は無いように思える。

ゴールも決めた4番のイタリア代表(20歳!)のキエッリーニ(?)だっけ
奴はヤバいね!
あとは全員かえたらいいさ。

ひさしぶりにフル出場した中田は、
これから順調に身体をとり戻してトップフォームに入っていきそうな
そういう陽性の予感に満ちたプレーをしていた。

ゾフは賢いサッカーが好きな監督だから、
中田の見えないゲームメイキングでの働きをちゃんと評価している
というようにも思う。

あとは、ひたすら、得点に直結するプレー。
ゴールを奪って欲しい。
中田に足りないのは、ゴールだけだから。

そのためにも、DFラインの底からぐっと押し上げていける
そういう守備陣の頑張りが要求される。

トップフォームの中田英寿がいる日本代表以上に、
イランやバーレーンにとって恐いものは無いと
単純に思うのである。

早く来週の試合が見てみたい。
対シエナ戦。

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by dogggystyle | 2005-02-14 03:28
2005年 02月 13日

右の筆者写真

先日から筆者近影を載せている。
右の写真、にこやかに笑う僕がそれである。

この写真はかみさんが撮りました。
写真って、誰が撮るかで実に表情が変わるもので。
俺にこんないい笑顔させてくれるのかみさんだけです。

さらに三月に出てくる子はどんな笑顔にさせてくれるのだらう。

なははー。

身の回りのパパ連中には「マジで大変だよ」
って、かなり刷り込まれているので
なんとなく覚悟はしているんだが、
しかし「子供は生まれてきてからマジで大変だよ」
って俺に忠告してくるその顔もあの顔も
目は笑っているのである。

大変なのは分かっているが、
それ以上に素晴らしいものをたくさん与えてくれるのも分かる。

ちなみに写真奥の壁の右、ボブ先輩より高い所に貼られた
初めての写真は左にあるかみさんのです。
poor house rockers 。
金はないけど愛はある。
イマジネーションも満ちあふれている。
どんとこいである。


追伸:結婚式でお世話になった全てのかたがたに、改めて全身全霊のありがとうを送ります。 !。(←念を送った)
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by dogggystyle | 2005-02-13 08:53
2005年 02月 12日

昨夜は、西武池袋線江古田駅の前にあるジャズ箱「バディ」で第一世代レゲエバンド「砂」と2マンライブだった。犬式と砂。
50や55や40の人たちが醸し出すオーラは、久々に圧倒的にかっこよかった。

「俺あね、レゲエなんてやってるつもりはないんだよ。
 ありゃあジャマイカの奴らにしかできないもんだ。」

レゲエでもファンクでもなんでもない超グルービーな「砂」との競演は、お客が40人たらずだったにも関わらず、音楽に対する初期衝動的な「熱さ」を思い出させてくれた。おっさんらからもらった。

ありがとう。

ああいう50代も居るから、俺らみたいな20代が日本にも居る。
俺らみたいな20代が50代になる頃にはどんな20代が出てくるんだろう。

時代や世の風潮に縛られる事なく、それ以前に人間として生まれてきた縛りの中で最大限に自己を解放しながら、しかしそれは決して非社会的なスタンスでも無く、むしろ極めて寛大で優しいが、正義感は強くて、理想主義的な側面が強くて、頑固で自分の人生をひとつの道として捉えてきた、世渡りのあまり上手く無い風流な人々。

こんなことを書いてると「勝手におれたちを規定するんじゃねーよ」って言われそうです。

自分はどんな大人になっていくのだらうか。
悪くはならないはずだ、と思ったりした。

とりあえず、今日もまた素敵な大人に出会いました。たくさん。
来月ベイビーが生まれて父親になるからだろうか、大人ってやつがかっこよく見えることの多い昨今。思ってたよりも素敵な人、多いもんだ。

本当の大人って、大人ぶらない大人なんだと、それが今日の結論として出た。
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by dogggystyle | 2005-02-12 08:00
2005年 02月 10日

祝・北朝鮮戦勝利

さすがは韓国の同胞、同じ朝鮮民族である。
北朝鮮は強かった。
想像していたよりも全然うまかった。
足腰の強靱さと戦闘的で強いハートは、
日本人の及ぶところではない。

リハンジェ(広島)とアン(名古屋)のJリーグプレイヤーは特に、
クラブチームでのプレーを見てみたい衝動に駆られた。
全然注目していなかったけど、凄い躍動的なプレーだった。

一方で、日本代表はある意味で、海外組がやはり段トツにうまいのを
実感した。
中村と高原は途中出場ながら、土壇場の勝ち越しを呼び込んだキープ力は
光っていた。
キープ力の高い選手は、相手が1、2回かわされていくうちに
「あ、こいつうまいなー。容易に飛び込めないっすー。」
ってなってきて、1対1の局面で相手が飛び込むかどうかを躊躇しだす。
この一瞬の判断の遅れを利用して、どんどん自分の展開に持ち込んで、
やりたいプレーをしてしまう。
サッカーにおける駆け引きの、一番基本の部分なんだけど、
中村俊輔はこれに関しては世界でもトップクラスだ。
高原は兎に角、フィジカルが整ってきた事を強烈に印象づけた。
あとは、ハンブルガ−で途中出場に慣れていた経験が、今回は生きた。
ドイツに戻ってから、スシボンバー爆発するんじゃないだろうか?

小笠原は頑張ったけど、あれが今の彼の限界なら、中村、中田英寿には
勝てないだろう。
競り合い、プレス、ドリブル、全てにおいて「あとつまさき数センチ」
っていうレベルでの「ぐい」ってどうにかしちゃう、そういう強さが
海外組に比べて少ない。
多分それって、ある種の「怪我を恐れない」で突っ込んで行く
強いメンタルの事なんだと、俺は思っている。
もう少し、泥臭くなったら、小笠原は凄く良くなる。
彼こそ、フランスリーグとかでやったら楽しみなんだが。

何はともあれ、勝つ事が全ての予選初戦。
勝って良かった。

そして今回の事が、今まであまり身近に感じる人の少なかった
在日朝鮮人の立場への理解に果たした役割は大きいと感じた。
マスコミ各社も、国内の反応を日本人と在日朝鮮人の両面を
きっちり報道していたのが、良かったと思う。

日韓ワールドカップが日韓の心理的距離をぐっと縮めてくれたように、
北朝鮮との関係において、今回の試合と次回平壌での試合が
大きな楔になってくれたら、サッカーを愛する者としては嬉しい限りだ。

そんな政治的な可能性をすら、感じさせてくれた接戦は、
色んな意味でナイスゲームだった。

サッカーって、本当に素晴らしいですね。
それでは、サイナラ、サイナラ、サイナラ。
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by dogggystyle | 2005-02-10 23:43
2005年 02月 05日

婚姻届けを出すと

え?もう終わりでつか。

という感じである。

本日婚姻届けを小金井市役所に提出。
証人中村達也氏と大竹重寿氏。
御両人ともドラマーというわけで、
彼等の刻むビートのように安定、かつ
ドラマチックな夫婦になれますように、ってな感じで、
坂田かよは三宅かよになった。

「三宅かよ...」
って、「三宅かよ!?」って聞かれているみたいで
流石に1日ではしっくりこないだらう!
名字変えるのは大概おんなって、なんか決まっちゃってて
女性は少し可哀想だ。
だが、俺が「坂田洋平」になるわけにもいかないので
この度はかよに譲ってもらうことにした。
名字は、結局のところ統一しておかないと、
子供が可哀想だ。
おかあちゃんかおとうちゃんのどっちかが
ファミリネーム違うのも嫌だろう。

でその後、昼間は一人でお茶の水の中古楽器屋巡ってて
夜遅くに帰ってきて御飯食べて隣の部屋で布団敷いてる彼女を見て
「別に今までとなんも変わらん」と思っていた筈のに
明らかに何かが違うということに気付いた。
何が違うかは、言葉にしたくないのでしないが、
やはり違うのである。
そして、それは非常にポジティブな前進である
という事だけはハッキリしている。
これ以上言うと惚気だと言われるのでやめにしておく。


明日、渋谷で結婚パーティを祝ってもらう。
ライブでは盟友のSOIL & "PIMP"SESSIONS,keyco,椎名純平、
そして幹事まで引き受けてくれた俺のブラザー大竹重寿率いるCro-magnon,
かよの親友中村達也氏のこの日限りのセッションバンドSONDADA,
が演奏をしてくれる。
さいこうさいこう。
もちろん犬式もライブやる。最初はやるなと言われたが、
この面子でライブやったら、絶対見てるだけって気分ではいられない
であろう事が容易に想像できたからだ。
完全招待なので一般のチケットはありません。スマソン。
トマソン。
存在の無意味。
実存主義。
ゾラとルー・リード。
ロケンローなんてクソ喰らえ。


小学生でベルギーから日本に帰って来て、
変わってる上にとんがった子供だったから
そんなに友達多いほうではなかったが
音楽の世界でどうにかこうにか喰い出してから
心の友が次から次へと現れた。
ガキの頃喧嘩した友達と同じチームでサッカーやる羽目になって
ところがそいつからのナイスパスで俺がゴール決めた瞬間に
仲直りしてしまった時と同じような、
音楽のうまい奴はもうそれだけで仲良くなれる。
NBSAってのはそんな仲間で始めたパーティだった。
それでこの度俺が結婚するという儀において
みんながやってくれるってのは、
本当に嬉しい。感謝の念でいっぱいである。


人生の段取りと立ち回りが極度にへたくそな俺は
明日彼女の両親とも初めて会う。
かよは妊娠9ヶ月。
一般的にはかなり順番が間違っていることに気付かれるだろう。

仕立て屋の雄介にあつらえてもらったオリーブ色の
ズボンが七分丈のルークスカイウオーカーみたいなスーツが
勘違いされないといいんだけど。

俺はいたって真面目です。
不真面目な青年ではありません。

一般的にそこが、伝わらない大人が多いから苦労しております。

あちょーーーーーーー。
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by dogggystyle | 2005-02-05 02:24
2005年 02月 01日

BITES OF REALITY 1ST ANNIVERSARY

一昨日の夜、徹頭徹尾に並ぶ吉祥寺のもうひとつの恒例行事「BITES OF REALITY」が一周年を迎えて開催された。
およそ2、3ヶ月に一回のペースで第5回目。
犬式を最も古くから支えてきてくれた可愛い弟分たちが主催。
「SOIL & "PIMP"SESSIONSとLOOP JUNKTIONと犬式のライブを吉祥寺で一度に見たい!」と言う思いに始まり、毎回同じ面子に実力派のDJたちを絡めてやってきた。
途中、LOOP JUNKTIONが活動停止になり、そのメンバーによるCro-magnonへと姿を変えて、彼等が演奏を担当しているkeycoが前回から参加するようになった。

DJ 光、SHIRO THE GOODMAN、HIFANA keizo-machine、conomark、と盤廻しの顔ぶれもかなり強く、西東京最強のイベントの声がちらほら出てきた。

昨夜には遂にSTAR PINE'S ではマックスに近い300人を越えて、もの凄い活力に満ちて居た。

今年も要注目のイベントで、夏場にはちっとデカイ所でやるかもしれない。らしい。

噛み付くようなリアルな音の競演、バイツオブリアリティ。
どんな時よりもソイルとクロマニ−と犬式がライバル意識むき出しで本気にさせられるこのイベントは、俺達のここ一年の成長を促してきた。
gaito,kuma,kohey,naoki
ありがとうバイツクルーのみんな。
そして一周年おめでとう!!
NUFFFFFFF RESPECT!!!!!!!!!
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by dogggystyle | 2005-02-01 02:06