2005年 09月 29日

招待者アリジャン

10月のnbsa+×÷2に、
アフガニスタン難民のアリジャンを招待しています。

こられるといいのだが。

難民認定を求めて裁判中の身です。

社会のシステムというのは、人間が作ったものだから
どうしても不備があって
不運な歪みの犠牲になる人が
必ず存在してきました。

日本の法務省や外務省の思惑が複雑に入り乱れる国際問題でもあるから、
難民問題に一概にコレという安易な答えは出せない。
結果、やたら待たされる。

出口のない宙ぶらりん。

社会市民としての権利を何も保障されないまま、
「居てもいい」が「仕事はしてはいけない」とか
小学生の喧嘩レベルの理不尽な条件を突きつけられる。
働かないで、どうやって生きていくというのだらうか?
保険もないから、お金がないと病院にも行かれない。

結果、無断で働くとそれを理由にある日突然「拘留」される。
刑務所の何倍も人間性を剥奪される無機質な施設で、
無期限に拘束されている人が、ものすごい数いるわけです。

何ヶ月、何年、何十年。
気が狂ってしまう人もいます。

ほかに道はというと、
政治的状況や主義信条から「命に危険を感じた」からこそ
逃げ出してきた母国に帰れ。
ということ。

これは、日本の入国管理局は遠まわしに彼らに対して「氏ね」と言ってるわけであります。



状況を説明するしかできないので、
我々に何が今すぐできるということもないのだが、
とりあえずアリジャンという存在を通して多くを知ることができます。

昨年踊り狂ってたクルド人難民の若人たちは、
その後国連の難民認定を得ながらも
日本政府によってトルコへ強制送還されて軍隊に強制入隊させられているラモや、
いまだに品川だか牛久だかに拘留されているアリチカンなどなど。

ただの陽気な若者たちですよ。
サッカーとか踊りにやたら熱い。

政治っちゅうのは、マクロな視点が致し方ないわけであるが、 
ミクロな心情を押しつぶして成り立つようなものであってはならない。



JICAの若松、村田コンビや学生NGO風の会の池上くんたちによる展示ブースも
予定しております。

意義ある人生と物事の深みを何時までも追いかける
そういった類のライフタイムトラベラーの皆さんには、
本当の意味で「楽しんで」もらいたいので、
いろいろ感じたり考えたりして、
スピリチュアルな「お土産」をたくさん持って帰ってほしいと思っています。

街に転がるいろんなリアル。
それが集まったモザイク模様みたいなものかもしれません。
nbsa+×÷とは。

惜しみなく提示していきます。
nbsaはショーじゃありません。
僕らという音楽の周りの数多の「生き様」なんです。

その一人が、アリジャンでもあったりして。

難しいことだが、
別に難しく考えなくても
何が正しくて何が間違いかは
誰にでもわかる。

紋切り型の善悪の二元論じゃない。

簡単なんです。
問題は、此の世には人の痛みがわかる人とわからない人がいるという事です。

後は、この日は「踊るだけ」なんです。
そうした瞬間の積み重ねが、人生において大事なんです。

現実直視しながら、ファンタジーに生きるのが、ベストです。
人生とは、そんなものであったらいいと思うのです。

いろんな人生がフロアで交錯する事に、一番意味が在る!!
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by dogggystyle | 2005-09-29 08:03


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