三宅 blog

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2005年 09月 08日

ライジングサンと福岡

7月31日の富士ロックに始まったフェス巡業は、先日9月4日の福岡サンセットで終わりを告げた。

各フェスが地方色を滲み出していて、各々に感慨があったのだが、サンセットは「人々の解放具合」が最も強かった。海、浜、太陽、スコール、南国気質、水着、そして音楽。どちらかと言うと山のフェスが精神的な昂揚を促すのに比べて、サンセットのような海のフェスは肉体的な「血の昂揚」とでもいうべきものを感じた。

まず、今回のサンセットが犬式として、そして僕と言う個人が人生において初めて九州に上陸した記念すべき機会であったことをお知らせしたい。

次に、サンセットで出逢った素晴らしき友人を紹介したい。

ビーチステージとパームステージの間の出店空間にある特設ステージで「BMXショー」を繰り広げていた福岡のBMXクルー"QEST CREW"(クエストクルー)にビガップ!!

到着した2日目の夕方、とりあえず場内を散策がてらQEST CREWのステージとも知らないまま「ちょっくら腰をかけてビールを飲んで」いたら犬式へッズのレディス&ジェントルメンに御挨拶いただきまして写真なんぞを撮っているうちに、ひとしきり皆さんが去ってから後ろのステージから粋のいい男児の声が。
「あ!!犬式だ!ちょっと挨拶してくらあ。」

余りの粋のいい声に、振り返りざま僕はすでに手を差し出していた。

久家の大仏こと久家英和。23歳。
プロBMXクルー QEST のライダー兼マネジャー。

その相棒坂田精二。同じく23歳。
世界ランク4位。日本で3位。

二人ともチカッパイ(超)目がギランギランしてて、とにかく活きがいい。
ルードボーイだが、間違い無く「男の道」を外さない誠実さが香る。
バカ。馬と鹿を呼んで笑い飛ばそうか(loop junktion 山仁)。
そして、賢い。
「熱く」なるとバカが賢さを上回って、とんでもない成功か、失敗をする。

ビバ☆福岡。

俺が想像していた通りの熱い奴らにいきなり出逢えた。

酒飲んで、色々熱い思いと馬鹿話を交互にして、結局
「明日の犬式のステージで、技をみせてくれ」
という依頼をすることにした。

「俺に弟が居たら間違い無くこういう奴だ」
と、感じるくらい「血」の近さを感じたからだ。「熱い」男であることが半ば自嘲気味に語らないとウザがられる東京に慣れていたので、「熱い」ことが「当たり前の美徳」とされている九州男児の観念に「日本に俺の居場所を感じた」ような嬉しさが込み上げてきたからだ。

馬鹿な喧嘩もするかもしれないが、ネットのディスり合いや足立区で起きる類の陰湿な殺人や暴行よりは「お天道様」の下でカラッとやってる感じがするし。
「粗野」かもしれないが、「マナー」はたいがいの奴が知ってるように思った。
一見、物腰は丁寧だが、人をリスペクトする事を知らない信用のならないバビロン人よりも彼等のほうがずっと人間らしく、そして自然で誠実に生きている。

ビバ☆九州男児。

そっちに行く時はまた仲間に入れてくれ。



翌日、演奏当日。
豪雨の中でのダチャンボが終わった。
それは、神掛かっていた。
ボーカル&ギターの青くんが「恵みの雨だ」と叫んで始まったライブは、バケツをひっくり返したような南国のスコールの中で本性をむき出しにした観衆と完全にテンションが合致して、降る雨が昇るように見えて俺はステージ裾で踊り狂った。
オーガニックでサイケ、そしてパワフルなジャムロックバンド。
人力グルーブ選手権では、おれたちと覇を競うであろうバンド。

あー らぞくも此処で観てーなあ。
そうも、思った。

そんで俺らの番。
また雨がやんだ。
富士ロックもそうだった。

始めにひと波起こしたら、
あとは会場の力強いバイブスの中を快適にライディング。

最後の「ビレッジバンガード讃歌」の中盤ダブパートにて、
QEST CREWから久家大仏と精二を呼び込んだ。
「雨でスリッピーだから技は禁止」の指令がステージスタッフより出されていたが、奴らはキッチリとキメていた。ガッツ。はみ出し。それでいいぞ。そしてゴメンなさい。

初めての福岡で、「ホーム」を感じた。
男も女も、粋で活力に溢れた人ばっかりだ。
みんなセクシーだ。そして神聖だ。


来年は、3日とも滞在したいものだ。
かよと風雅も連れて行きたいものだ。



演奏して3時間後には飛行機が発つというハードスケジュール。
一息ついて、御会いしなければならない大事な人達に挨拶。
もちろん、QEST CREWの皆々ともがっちり握手して、足早に会場を去った。

帰りの車は、タスマン君の快適なドライビングと台風の近付く壮大な夕景色。
横浜と神戸を足して2で掛けたような福岡の街は、洗練と熱さを兼ね備えた「今まで観た事のない日本の景色」だった。
実際のところ、まだ都心部には上陸していないから、ストリートのリアルは次回以降じっくりと体験していきたい。
QEST CREW、その際はよろしくナ!

でもって、10月22日、23日と浅草で大会があるため、QEST CREWは上京するそうなので、お近くの方は是非犬式の兄弟を応援しに行こうじゃありませんか。
俺も22日は確実に行くつもりなので(彼等の出番が23日でなければね。23日は群馬のど熱い
やつ、スペースサファリ主催mija君の目出度い結婚式なのだ!)。

更に21日の晩には、クルーを吉祥寺に案内しようと思ってるから、吉祥寺のライフトラベラーの皆さん一緒に遊ぼうぜ。

帰りの車でスペシャの岡さんより「ドノバンフランケンレイターが"INUSHIKI !! INUSHIKI !!"って大絶賛してくれたよ」との電話が入り、共感するアーティストからのリスペクトにアガる。
サンセット、また来年も宜しく!!
九州の皆さん、末永く宜しく!!

写真は
左:サンセット2日目終了後の花火「こんなんでおわらしよったら承知せんぞー。まだまだ音楽やらんかいーー!!」と叫ぶ観客の弾けっぷりに「九州」を感じる。
右:QEST CREW
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by dogggystyle | 2005-09-08 01:34


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