三宅 blog

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2005年 04月 04日

奥様退院

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昨日奥さんが退院しました。
予定より3日ほど早く。
というのは、離れた大きな病院にいる赤ちゃんに一日も早く会いたいから。
で、昨日生んで以来の初対面。

分かってか分からないでか、じーっとママの顔を見てました。
そして、まだケースの中なのですが哺乳ビンからミルクを飲めるように。


都立小児病院には、未熟児や特別な治療を要する新生児がたくさんいます。
風雅はあと1週間から2週間程度で退院できるそうですが、
なかには1年、2年と入院したままの赤ちゃんもいます。
両親は病院へ通い続けているわけで。

これは大変な苦労です。親も子も。
家に連れて帰れないというのは、辛いです。

だから、風雅にはこの出生にまつわる出来事を全て、良く聞かせていきたい。
大変な手術で産まれたこと。
生まれてからすぐに、とても頑張って生き延びたこと。
孤独なケースの中で、何日も管につながれて健気に生きていたこと。
病院のこと。
もしかしたら、今でも入院している子がいるかもしれないこと。
たくさんの人が回復を祈ってくれたこと。

情の深い子になって欲しいな、と思います。
人の痛みを知る人になって欲しいな、と思います。

上にあるのは、弟テオに息子が生まれた時にゴッホが描き贈った絵です。
「花咲くアーモンドの枝」。
テオは、息子にゴッホと同じ「ビンセント」という名前をつけました。
この絵を、僕は娘に贈ろうと思っています。

ちなみに、ゴッホは37歳でピストル自殺をしています。
自分への仕送りから生活に窮する弟夫婦の苦労を知った挙げ句の、
彼なりの解決の仕方であったようです。
まるで宮沢賢治のお話に出てくるようなエピソードです。

風流と情を知る子に、なって欲しいです。
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by dogggystyle | 2005-04-04 13:50


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