2005年 03月 27日
(前項でコメントいただいたのでレス書いたら長くなってしまったのでここに記します) ジーコのチームになってから、なんだかんだで最後には勝ちきっちゃったりアウエーで引き分けに持ち込んだりっていう、結果を出す「巧さ」が日本代表史上最もあるチームになっていたから、最後の一秒まで期待していたんだけどね。 高原と玉田のトップ二人で前線のためが全く作れなかったのが痛かった。玉田は、ああいうどろんとした攻めのペースだとスピードが生きないよね。コンディション自体は悪く無かったと思う。ただ、玉田的に勝負を仕掛ける状況が全くうまれなかった。 僕個人的には、中田はイマイチでした。ここ一年の中田は、フィジカルトレーニングのやり方を間違えたのかな、と。怪我もあって、走ったりできない時期に、彼はああいう性格だから物凄い筋トレしてたんじゃないかと。でも、走ったり蹴ったりっていう動きの中で筋肉を馴らさずに筋トレだけしてると、「しなやかさ」がなくなってしまうんです。例えば、ジョホールバルでの中田は、今よりふたまわりくらい身体は小さかったけど、とってもしなやかだったでしょ?あれが、彼の生命線なんです。だから、欧州流の岩のような身体を作るトレーニングと、日本人のすばしっこさを活かす筋肉の付け方のバランスをうまくとって欲しいなと、思います。 更に例を出すと、今年のデル・ピエロ(ユベントス/イタリア代表)が同じ感じします。もともと小柄で、しなやかさが凄まじい選手だったんだけれど、多分30歳を越えてフィジカルに対する危機感をもって練習してきたんだろうけど、結果大腿筋もふくらはぎも去年よりぐっと太くなって一見強そうなんですが、あのしなやかさが失われてしまったのです。それはユーベのカペッロ監督も指摘しているところです。つまり、真面目で意思の強い、小柄な選手ほど陥る皮肉な現象というか。 まあ、試合にたくさん出ていれば勝手に身体のバランスは戻るんだけれど。いずれにせよ、中田英寿は使えるだけ使い続けて、その中で調子を戻してもらうしかないです。次戦バーレーン、1ゴール決めて欲しいところなんだが。ミドルで。 バーレーン戦は、川口が欲しいな。 鈴木も欲しいな。 アレも戻ってくるよね。 結局、うまくいかない時間帯に「どうにかするんだ!!」って顔や身ぶりやプレーで見せられる選手が必要なんです。サッカーって「表現力」が肝なんです。蹴る、止めるが巧いのはプロは当たり前。ましてや代表レベルの闘いでは、その前提以上に、人間力が問われるんです。だって、技術力だけなら今の日本は世界の20傑くらいには食い込んでます。 バーレーン戦、追い込まれたジャパンの面々が、どれだけの闘志をみせてくれるかに期待してます。綺麗なサッカーなんてワールドカップ予選では求めていません。ただ貪欲に、相手を威圧し圧倒するスピリットが欲しいんです。 >宗ちゃん もちろん、ブログでの犬式の紹介、どんどんやっちゃって構わんぜよ。エニウエー、ワールドカップには必ず行こう!!バーレーン戦に勝って、ホームのイラン戦できっちり借りを返して、行こう!!あががががが。。。
by dogggystyle
| 2005-03-27 15:56
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